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Q&A グルコサミンとコンドロイチンの違いって?

アミノ糖であるグルコサミン
ムコ多糖であるコンドロイチン硫酸

グルコサミンはコンドロイチンの構成成分

グルコサミンは糖とアミノ酸が結びついた天然の代表的なアミノ糖です。
体内ではブドウ糖からフルクトースを経て合成されると考えられていますが、この過程はまだ完全に解明されていません。
年齢と共にその合成能力は落ちるためにグルコサミンが体外から必要となる人は少なくありません。

コンドロイチン硫酸ヒアルロン酸、ケラタン硫酸、ヘパリン、ヘパラン硫酸と同様、総称してグルコサミノグルカン(ムコ多糖)と呼ばれる成分です。
その構成成分がグルコサミンです。
加齢についてはグルコサミン自身の体内合成能力が低下する割合よりもさらにグルコサミンからコンドロイチンへの合成能力は低下していきます。

コンドロイチン硫酸は特に軟骨特有のII型コラーゲンとともに細胞外マトリックスを形成し、アグリカンと呼ばれるプロテオグリカン(糖タンパク質)として軟骨の持つクッション作用、すなわち軟骨基質内に水分を閉じこめるという重要な役割を果たしています。
軟骨だけでなく皮膚、血管壁、腱など結合組織、脳などのあらゆる組織に広くみられます。
これら組織のコンドロイチン硫酸もプロテオグリカンとして、その多くは細胞外マトリックスの形成に関与し、細胞接着、移動、分化、増殖など細胞形質の制御を行っていると考えられています。

グルコサミンコンドロイチン硫酸はいわば親子関係にあり、いずれも加齢と共に体内での合成能力が低下して、様々なトラブルを引き起こす要因となります。 このために特に壮年期以降は積極的な摂取が必要であると考えられます。
なおこれらと一緒にとる栄養素としてはMSM、マンガン、コラーゲン系などが良いでしょう。

(KPMI予防医学ニュース Vol.230 2008.3.25)